二種免許にも適性検査があるって本当?
最終更新日 2023年2月27日
監修・著者 株式会社しごとウェブ編集部
二種免許を取得する際にも、適正検査が行われています。この検査は事故を未然に防ぐ為にも、視力などを調べ、実際に運転した時に判断能力が一定の水準以上にあるかどうか、水準が保たれているかを判断する物です。どれか一つでも不適正となった場合は免許を取得する事は出来ません。
正しく物を見る事が出来ているかを調べる
人間は視覚から得る情報が多いので、物が正しく見えているかどうかと言う事は事故を未然に防げるかどうかという事にも密接に関わってきます。その為、視力測定は必ず行われており、その条件を満たしていなければもちろん免許の取得は出来ません。二種免許では片目で0.5まで、両目で0.8まで見えている状態になっている事が必要です。もちろん裸眼でなければならないと言うルールはなく、眼鏡やコンタクトレンズ等の矯正視力を測り、基準を満たしているかどうか判断してもらう事も可能です。ただこの場合は運転をする時は裸眼ではなく眼鏡等を利用して運転する事と言う条件が付いてきます。
どの様に音が聞こえているかをチェックする
運転をする時は確かに何かが見えているかと言う事も重要ですが、音が聞こえているかどうかも重要なポイントになります。それによって、他の乗り物等との距離を測る事も出来るからです。その為、免許取得等の際には聴覚検査も行われています。この場合、10mの距離で90デシベルの音が聞こえるかと言う事が問われ、聞こえていればOK、聞こえていなければNGと言う事になります。ただ、この基準自体は二種免許に限った事ではなく、他の運転免許を取得する時にも同様に問われます。ただ普通車とかの免許を取得する際は補聴器の利用が認められていますが、二種免許では補聴器の使用は認められていません。とはいえ、実際には日常会話が出来る程度に音が聞こえてればそれ程問題視される事はありません。
運転する事に対して問題の無い運動能力があるか
二種免許の適正検査では、運転に支障をきたす事はないかどうか運動能力があるかと言う検査も行われています。とは言え、50m走をかなり早く走らなければならない等の内容ではなく、この場合は実際に乗り物を運転できるかどうかという事で判断されます。従って日常生活に問題がなければ、運動能力の面で適性検査にパスする事は出来ないと心配する必要はありません。ただやはり重視されるのは目がどれ位見えているかと言うことです。運動能力では問題なくても視力で引っかかってしまう事もあるので、適正検査を受ける前日は良く寝るなど、目の機能に配慮した生活を送る様にする事も重要になって来ます。
まとめ
二種免許を取得する際にも適正検査は行われており、その検査にパスする事が出来ないと免許を手にする事は出来ません。検査は視力・聴力・運動能力などが項目となっており、全ての水準を満たしていなければならない事とされています。
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